青空学校中部玉川学園教室とは

  • 青空学校とは地域の青年や子どもたちの保護者などが中心になって、
    教師や専門家の協力を得て、毎年夏を中心に開く手作りの学校です。
  • 毎回ひとつの「テーマ」を決めて学習に取り組むことが多いので、夏休みの自由研究の題材にしているご家庭も多いようです。
  • 青空学校のテーマや教材は私達の生活に密着した身近なものから、普段あまり体験することの出来ないようなものまで様々な教材が取り上げられ、子どもたちが手に触れたり、作ったりと自分の体験を中心とした学習になっています。
  • テーマや教材も青空学校では大切ですが、仲間との出会いも同じくらい貴重な体験です。
  • 小学校1年生から中学校3年生までが協力し、ひとつのものを作り上げていくことは他ではなかなか得られない貴重な体験になると思います。
  • また学校などの「先生」という指導者ではなく、年の近い「青年指導員」たちの指導は子どもたちにとって非常に刺激的な経験でもあります。
  • 青空学校の楽しさを一人でも多くの子どもたちに体験してほしい、そしてその4日間の子どもたちの変化を是非、保護者の方も一緒になって感じてもらえたら幸いです。
  • 【青空学校 3つの目的】
    学ぶ喜びを知らせる

    青空学校は、体験学習を軸としてプログラムを組んでいます。毎年様々な教材を用意していく中で、青空学校がただの工作教室で終わらないように、その歴史を通じて昔の人の思いや努力を伝えたり、実験を通じてモノの本質に迫ったりと、まず子どもたちの中の「なんで?」「どうして?」「知りたい!」「やってみたい!」といった、やる気を引き出すことを大切にしています。そして実際に教材を自分の手で作ったり、触れたり、使いこなそうとする努力の中で、「なるほど!」「自分にも出来るんだ !」と実感できること、つまり生きた知恵を手に入れる喜びを感じて欲しい、と考えています。 こうした体験を通じて得た自信は、子ども達が未来に向かって自分の力で生きていこうとする力=自立心 を育みます。自分の力で頑張ろうとするからこそ得られる、驚き・発見・感動といった新しい価値観を、青空学校に参加する子どもたちに感じてもらいたいと考えています。
  • 仲間と生活する喜びを知らせる
    青空学校は、全体をクラスと班に分け、子ども達はほとんどの時間を自分の班や自分のクラスの仲間と共に行動します。その中で子ども達が早く仲良くなれるようにと、学年を気にせず呼び合えるようにお互いをあだ名で呼びあいます。そして、教材・ゲーム・歌・アピールを通じて、小さい子が大きい子のまねをしたり、大きい子が小さい子の手助けをしたりと、子ども一人ひとりが、自分の立場を自覚しながらお互いに育ち合える環境を大事にしています。 また、青空学校では大きな子が活躍できる場を作るために、様々な役 (運営委員・クラス長)を設け、自分達の手で運営できる場も用意しています。(子ども自身による自治活動)リーダーの子を軸としながら、「みんなが仲間としてひとつにまとまっていく喜び」を一人ひとりに感じてもらえたらと考えます。
  • 地域に子育てネットワークを
    青空学校の主人公はあくまで子ども達です。しかし子ども達の力だけでは青空学校は成り立ちません。子ども達をまわりで支える保護者の力・地域の指導員・学校・専門家の協力があって初めて成り立ちます。青空学校では、この三者が三位一体となって創り上げていく過程を大切にしています。 玉川学園地区では町田第五小学校で『かたつむり少年団』が活動しています。これは「青空学校のような取り組みを日常的に!」との声が集まって出来たものです。 毎週末に集まって、歌を歌ったり、ゲームをしたり、季節に応じてクリスマス会やキャンプなどの活動を、子ども自身の手によって企画運営しております。
  • また少年団に携わる保護者・青年指導員が中心となって青空学校を企画運営しております。
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